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―僕たちの運命が 退屈なものになることは決してない―

 

 

 

19世紀後半のイギリス。

作家のバリは、プロデューサーのフローマンから無難なヒット作を書けと迫られ、創作に行き詰まっていた。

その上、妻メアリーとの関係もうまくいっていない。そんなある日、ケンジントン公園で未亡人のシルビアと、彼女の4人の子供たち(ジャック、ジョージ、マイケル、ピーター)と出逢う。

彼らは父親を亡くしたばかりで元気を失くしていた。バリは子供たちの遊びに加わるうちに、「芝居」=「PLAY」=「遊び」の意味を再発見する。

芝居が遊びであり、遊びが芝居であることを忘れていたと気がついたバリは、自分が望む通りの世界を自由に想像していた頃を思い出していく。

4兄弟の中で、特に心を閉ざしていたピーターもバリとの遊びの中で、少しずつ心を開いていった。

 

 

ある日、バリは自宅でのディナーパーティにシルビアと子供たちを招待するが、バリと子供たちが空想ごっこを始め、パーティはメチャクチャになってしまう。

妻メアリーは大人としての振舞いができないバリに失望するが、バリの頭の中にはインスピレーションが次々と湧き上がっていた。

シルビアに心惹かれていたバリは、幼少のころの悲しい思い出を打ち明ける。バリは幼い頃に兄を失い、母は兄の面影を追うばかりで自分のことを見てくれなくなってしまったこと、兄はネバーランドへ行ったんだと自分に言い聞かせてきたこと、ネバーランドでは誰も年を取らないのだということ。

 

「ピーターパン」の創作に取り掛かったバリはフローマンに、人魚や妖精やワニが登場する子供のための芝居を上演したいと提案するが、当時のロンドンでは上流社会向けの作品が好まれていたため、子供向けの作品は売れないと猛反対に遭う。

そこへバリの空想の中のフック船長が現れ、「強くなって自分自身の物語を書く勇気を持て」とバリに語りかける。

劇場の俳優たちも、犬を演じたり、空中を飛んだりする「ピーターパン」という作品に大混乱するが、バリの話しを聞くうちに、子供の頃に自分が夢見ていたこと思い出していく。

 

そしていよいよ、デューク・オブ・ヨーク劇場での「ピーターパン」公演初日を迎える。

だがその頃、シルビアの体調は思わしくなく、バリはシルビアのために、ある計画を考えるが…。